2日目:LAUREL HILL FOREST CAMP タイムアウトDNF

HOME2013年シドニーメルボルン, ウェブログ, ブルベ > 2日目:LAUREL HILL FOREST CAMP タイムアウトDNF
2013年11月18日

今日最後のチェックポイントをスタートできたのは、もう20時近くなっていた。少しでも早く出たかったのだけど、あまりに疲れていて・・・ちょっと動けなかった。

ここから、今回のルート1番のダウンヒル。まだ日はある。急ごう。

スポンサードリンク


チェックポイントを出た時、すでに日は山の陰に沈んでいた。あとは夕暮れの残り日だけ。えらい勢いで下り坂を降りる。ただ、この下りが終わったその後も、かなりのヒルクライムが待っている。

あせる気持ちとは裏腹に、足全然回んないし。ヒルクライムがはじまった頃から強烈な眠気が襲ってきた。昼間だと視界はカラーなので、目を閉じているかわかりますが、暗闇だと・・・目を開いているのか閉じているのか、一瞬判断ができません。

ヘッドライトだけに照らされた、前方のわずかな白黒の景色が真っ暗になったり・・・オレ・・・寝ている?

バイクが真横になって走ること数回、転びそうに何回もなり、さすがに危ないと判断してバイクを立てかけ道端に横になります。ほんとこのまま寝てしまったら夜明けをむかえそう。

今日のコントロールクローズ時間は日付の変わった2時。本当にギリギリ。

ただ、もし、この時点でサポートカーが来ていたら、多分オレ、リタイヤして拾ってもらっただろうな。そのくらいヤバかった。こんな状態なので、下りはもっと危険。足を止められる分、意識が遠のくのが早い。

下りも全然飛ばせず、登りはグダグダ・・・・

そして起こるときには起こるものです。

下りが上りに切り替わり、アウターからセンター(ディアブロはフロントトリプル)へ落としたその瞬間・・・ガチャガチャ・・・・やっちまった。

すぐに足はとめたつもりでしたが、チェーンはインナーとBBの間にしっかりとハマり込んでしまいました。もう、その場に座り込みましたよ。ホントこの時は。

トリプルを搭載していて、インナーが30Tと小さく、BBのクリアランスが余りありません。またシャフト方向も余裕が無いはずなので、この間にチェーンが落ちると・・・かなり厳しい。外せるかな・・・オレ?

ライディンググローブを軍手に変えることも忘れてチェーンを引っ張りますが、外れる気配なし。大した作業でもないのに息は上がります。大した工具を持っていないので、出来る作業は限られますし、工具を持っていてもこの暗闇、ヘルメットライトだけの明かりなので手元もあやしい・・・

どのくらい格闘をしたのだろう。5mmのアーレンキーでこじっていたBB上のチェーンが外れ、なんとか脱落を治すこと完了。

バイクトラブル

時計を見る・・・日付変わった1時過ぎ、残り55分。残距離18km、ほぼ今日のゴールまでヒルクライム。

終わった・・・・

生きていて、中々感じることができない「観念する」という気持ちになりました。

かなり脱力したその体で、よろよろと今日のゴールにたどり着くと、クローズから30分がたとうとしていました。

もう、明日走る気力は残っていません。明日走らないことを告げて、食事をいただきました。

もう3時になるので、早いライダーは何人かスタート準備をしています。

食事

以上で、私のSM1200はDNFという結果で終了をしました。

調子が悪くなかっただけにマジで悔しい。ただすべては自分の実力不足、経験不足です。

スポンサードリンク

あわせて読みたい

この記事を見た方はこちらも見ています。

バイクツールセットを買ってみた

バイクツールセットを買ってみた

以前より揃える必要を感じていたバイクツールセットをやっとこ購入した。 今年もたく・・・

2014年2月 1日

第6回スーパーママチャリ日本GP 7時間耐久レース

第6回スーパーママチャリ日本GP 7時間耐久レース

今年もやって来ました! 第6回スーパーママチャリ日本GP 7時間耐久レース! そ・・・

2013年1月12日

パースアルバニーパースのホテル

パースアルバニーパースのホテル

PAP(パースアルバニーパース)のホテルを取った! 久しぶりにパースへ行く。前回・・・

2014年8月20日

前後の記事や、この記事のメインカテゴリは下のリンクよりどうぞ!