「輪行(りんこう)」とは、「自転車を分解して、専用の袋に入れて、公共交通機関を利用して移動する事」となります。
輪行をすることにより、行動範囲が格段に広がります。
また自転車がこわれた、怪我をした、体が痛いなど、自転車で動くことが困難になっても、輪行ができる用意をしておくと不意のアクシデントにも対応ができます。
タクシーなどに乗る場合も、自転車そのままでは断られると思いますが、輪行袋に入っていればのせてくれるでしょう。
輪行の実際
ロードバイクで輪行をする場合、本当に簡単です。
輪行袋によってそのやりかたは違いますが、前後輪、もしくは前輪だけ外して、輪行袋に収納すればOKです。
ランドナーに代表をする、前後の泥よけ、キャリアがついている場合には一工夫必要です。
ランドナーの場合、泥除けを外し、前後輪を外して収納する場合と、前輪を前フォークごと抜く方法があります。
収納する輪行袋により、その方法は違いますので、確認は必要です。
代表的な輪行袋
各メーカーの代表的な輪行袋をピックアップしてみました。
輪行袋 | サイズ | 素材 | 重量 | カラー | 詳細と購入 |
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L1350×H950mm | 撥水加工ナイロン | 200g | ブラック |
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1100×950 ×250mm |
ナイロン | 200g | グレー 、 ネイビーブルー |
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1100x950 x250mm |
ナイロン | 235g | ブラック、レッド、 ロイヤルブルー |
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L1630×H870mm | 70デニールナイロン | 264g | ブラック、その他 |
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1070×830 ×200mm |
ナイロン | 320g | シルバー、ロイヤルブルー |
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1070×830 ×200mm |
ナイロン | 500g | グレー 、 ネイビーブルー |
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820×1350 ×210mm |
NL420D/PUC | 約2kg | ブラック |
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輪行袋の種類
輪行をする場合、前述のように車種によりパターンはいくつかあります。
ここではロードバイク(泥よけ、キャリア無)を輪行する場合、輪行袋の種類を分けてみました。
その名の通り、自転車の前と後ろの車輪を外して、収納します。
一番コンパクトになり、サドルの高さを変える必要がありません。
リアディレイラーが地面に接する収納法なので、できればリアエンド金具を使用することが望ましいでしょう。
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前後輪を外すタイプ(縦型)と同じく、前後輪を外しますが、フレームを逆さまに入れます。
そのため、リアディレイラーを保護するパーツが必要なく、地面にも安定して立ちやす くなります。
自転車に対してダメージが少ないので、一番オススメなのですが、縦型に比べ長手方向に大きくなり交通機関の中で場所を取り過ぎます。
新幹線などだと、非常に気を使うことになるでしょう。
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後輪をつけたままで収納できるため、一番手数は少ないでしょう。
サドルが上になり後輪が下になるため、サドルを下げる必要がない、また後輪を転がして歩けるタイプもあります。
後輪がフレームに付いたままなので、前後ディレイラーの破損やトラブルが無いので安心です。
ただ、前後輪を外すタイプ(横型)と同様、場所をとるため交通機関の中では気を使います。
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