2014年第6回奄美大島チャレンジサイクリング240kmスタートの日です。我々の今シーズン最後を飾るイベントになっている。
なんとしても完走をしたいと思っているが・・・あらためてコースプロフィールを見ると、大変きびしい。
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嫁さんをこのイベントに誘う時、距離(240km)と時間(13時間)は伝えてあった。その上で、「あー、いつも200kmブルベより40キロ長いだけだから。」・・・ソレで納得をした嫁さんは、このスタート地点でオレの横にいる。
実はもう一つの大切な情報は伝えてなかったりする・・・それは・・・
続々と集まってくるエントリーライダー。みんなコースの苛酷さを知っているのだろうか。実に和気あいあい。とても和やかな感じ。
この奄美チャレンジサイクリング240kmはそのコースの長さ、そして制限時間のキビシさに合わせ、獲得標高が3,000mをはるかに超えるということ。そう、嫁さんに・・・この獲得標高のことはエントリー時には伝えていなかったりする。
200kmブルベを完走できる走力があっても、たぶん厳しい。200kmを12時間程度の走力ではダメ。完走できる走力をブルベに換算すると・・・
- 獲得標高2-3,000mの200kmブルベを10時間以内
- 300kmブルベを15時間以内
・・・で、完走をできる走力が求められると思う。逆に言えば、これ完走できる人は300kmブルベ程度なら楽勝ということだ。
事前情報ではエライ風が吹く、そして完走率はサイクリングイベントとしては驚異の50%以下もありえるとのこと。マジで厳しいな。
そんなことを思いながらおにぎりをパクつく。
奄美のおにぎりって薄焼き卵巻いてあるんですよ。これまじでウマイ。
スタートはゼッケン順に10人ずつ1分おきに出る。オレは7番目。
6時6分スタートなので、各関門とゴールの制限時間が基準より6分遅れとなる。まー、6分なんてあってないようなものだが、ギリギリになった時にきいてくるんだよな。この数分が。
で、オレらの7番スタート。6時6分にスタート。
まずは暗闇の中を走る。のっけからすごいスピードで走って行く。ブルベでは考えられないスピードだ。少したつと後続のデカイ番号も抜いていく。
それもそのはず・・・第一関門の制限がすごい厳しい。
107kmを5時間。平均21km/hでクリアする必要がある。ブルベ107kmだとPC2くらい。このタイムクリアしたら、その時点の上位10人位に入るんじゃないか?
そしてご丁寧に第一関門手前に2つ目の大きい峠がある。その他にも足を削りそうな50-100m級の凸凹が多数あったりする。
北側の海岸を進む。時計を見ると7時過ぎ。
1つ目の峠を超えたあたり。
朝日が・・・少しずつ暖かくなる。このあたりでやっとこ嫁さんのペース上がりだす。8時ちょい前。
今日は登りのペースがいまいち上がらないまち子。
ヘロヘロ状態で1つ目のエイドステーションへ。70km付近。9時10分。3時間10分で70kmはペースが遅いはず。たぶんこの調子では第一関門ギリギリ・・・
しかし、ここで補給しないとちょっと厳しい。
また並んでいるものがとてもおいしそう・・・ありがたくいただきました。
黒糖を使ったお菓子やナッツ、かりんとうがとてもおいしい。
そしてコレ!「島のミキ」!!えーーっと。マッコリのアルコール抜きという感じ。うまかったです。
10分ほど休憩をしてリスタート。
奄美空港横通過。9時33分。
今回、とりあえずガーミンにコースファイルを入れてきたけど、なんも持たなくても迷子の心配はない。曲がるところにはこのように矢印(240kmは赤)がある。
また交通量の多いところや、間違えそうなところは有人案内がある。ブルベなオレはビックリ。普通のサイクリングイベントってすげー。
なんて思いながら国道はなれ本茶峠を目指す。
途中に100kmの看板が。あと7kmか・・・時計を見ると10時40分過ぎ。かなりギリ。
残り3kmほどのところで、まち子にあげられるか聞くとダメそう。
ここまでタイム一杯一杯を使って引っ張ってきたけど・・・2人揃ってアウトは避けたいので、ここでまち子を切り離す。
前に1人発見。抜く。
そしたら、この人失速をした。聞くとチェーンが切れたとのこと・・・
第一関門に伝えておくよーっと声掛け、先を急ぐ。
ゴール見えた。時計を見るとちょうど11時だったので大丈夫と確信。
とりあえず制限時間5分前にクリア。
食べ物をいただき、まち子の到着を待つ。オレも制限時間けっこうギリなので、とりあえず制限時間クローズ11時6分まで待つ。
で、まち子到着。最後全力で来た。関門の人がカウントダウンしていた。
なんと2秒前で関門クリア。よかったー!
ちなみに第一関門での食べ物。
うめぼしとじょうひ餅をひたすら食べたオレ。
ちょっと、まち子ダメそうなので、オレは単独でゴールを目指す。
回収があるので、行けるところまで楽しむとのこと。ブルベでは考えられないサポートの手厚さ。安心して切り離しができる。
しかし、制限時間いっぱいでオレがリスタートする頃、すべてのライダーがクローズになった。オレ・・・ほぼ最後尾からゴールを目指す。
第二関門の制限は正直緩いので、問題は第三関門の210km17時だな。オレの持ち時間はざっくりと100kmで6時間弱。まー、普通に走れば問題はないはずだ。
問題が発生するとすれば風とパンク。
2014年最後のイベントで2人揃ってDNFは避けたいので、まずはマージンを確保したいな。第二で30分以上、第三で1時間はほしい。いってみよーー
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