2015年PBPパリブレストパリにエントリーをしてきて、胃痛にてリタイアしてきました。TINTENIACまでの865kmを走り、ちょっこと生命の危険を感じたので撤退をしました。
次回の備忘録、なんかの参考になるかと思いレポートをします。はぁー
スタートの(睡眠)つまづき
そもそもスタートからつまづいていた。オレのスタートは20時。
なので、とてものんびり・・・できるはずだったのが、なにをとち狂ったのかスタートベロドロームでの夕飯をオーダーしてしまった。
その時間が17時までという。スタート前3時間も早くいくのかよ。
あと、その日の朝、トイレに2時ころ起きたんだけど、これまた何をとち狂ったのか・・・「今起きておけば、ドロップバック預け後眠くてしっかり昼寝できるに違いない・・・」・・・・アホか。

そんなわけで、ドロップバックを預けに行きます。同じホテルの方々も出発。
オレはレジホームギアンコートで10時から10時半までの受付。ホテルを9時半ころ出る。

距離も5㎞ほどなので、到着。奥にバンが止まっていて、そこがドロップバック預け所のようだ。
たくさんの方がいて、知り合いが何人かいました。
さすがに3シーズンも走っていると「チームぼっち」でも知り合いができる。うん。

バンに詰め込まれたたくさんのドロップバッグ。よろしくお願いします!!

ドロップバッグを預け、今日の任務は終了・・・じゃなくてスタートに備えるのだ。
ルンルンとホテルへ帰る。

ホテルに到着。オレのビーワンディアブロ君、キャラダイスのサドルバッグにはマイメロディがオレとあなたを見守っている。

出走前のバイク。きれいな状態で一枚。

というワケれランチビール→昼寝の予定だったのだが・・・
スタートへ・・・昼寝、寝られず・・・

まー、大体この手のヤツは、こういうところからつまづいていく典型だよね。
ほぼ睡眠取れず・・・やっちゃった感満載。
さらに20時スタートでいいモノの、ディナーが17時なので、3時間以上早く出るはめに。
嫁さんは歩くしかないので16時に出ていった。オレは30分ほど遅れで用意をしてバイクで行く。
1つ目のサービスと次に来るコントロールは混むと予想して食料を持っていき、並ぶ手間を省く予定。

つーわけで、購入したジャージを着ていく。
真ん中にあるのはスマホとキューシート、フランス語訳を同じ寸法にしてラミネートした。
スタート会場へ・・・ディナーソールドアウト

15分程度で会場のベロドローム前に到着。前方に嫁さん発見。すごい人で中に入ると会えないと思って、手前にいたそうな。
すごい人だかり、バイクの数だが、一般の車の通行はできるようだ。

通路に沿って進む。もうすぐ90時間の最初17時スタートだ。
そいつを見たらディナーに行こう。
90時間の部スタート

目の前で90時間の部が、今まさにスタートをするところだった。
オレも3時間後か。飯食ってちょっと施設内で仮眠できるといいな。

これは自転車??という感じでならんでいる部隊。エンジン音がしないのがおかしい。

出走を待つライダーは、思い思いにすごす。サンドウィッチの売店などが出ている。
芝生の上で寝っ転がるのは気持ちいいのだが、日差し出るとマジで暑い。しかし日陰で風が吹くと寒い・・・・室内がいいのだが。仮眠は。

と、思っていたら17時の部スタート。

たくさんのライダーが走り抜けていった。
レストランへ→ディナーソールドアウト

レストランはベロドロームの裏ということなので、サインに従い行ってみる。

夕飯を食べるぞーーーー

・・・と、思いきや、赤ポロシャツのスタッフさんに「フィニッシュ、ソールドアウト」と言われた。
オイ???
金払っているにソールドアウト???マジか。

で、ドア閉めらた。ホントアウト。
聞くところによると、ディナーのほうはかなり早い段階でなくなったようで16時ころでもダメだったそうだ。マジか。
だったら、来ないよ、こんな早い時間に・・・
睡眠不足→昼寝できず→ディナー無し→仮眠場所無し
スタート前からやっちゃった感満載だね。
スタート前のアクシデント(オレじゃないが)

ベロドロームの裏で寝ることにした。日なたでは暑くてダメなので。
で、寝ていたらいきなり救急車が・・・・
嫁さんの話によると、どうやらクリートが外れなく落車したそうだ。いきなり腕をつっていたので鎖骨折った模様・・・・またスタート前にイヤなモノ見たな・・・
で、ここで同じくディナー食べられなかった嫁さんとバイバイ。オレのスタートまではさすがにここで待つのは辛すぎるので、帰ってもらう。
20時の部ウェイティング場所へ移動

眠れないけど目をつぶって少しでも温存。時計を見ると19時を過ぎている。
目の前を「T」ゼッケンが動き出している。
あまり後ろの方ではイヤなので、動き出す。

みんな時間になるとスタート場所に流れるので迷うことはない。
スタートチェックを受ける。

たくさんのライダーがいる。
19時過ぎなので、オレの前の「R」「S」などがスタート準備中だ。

さらに進むと、自分のゼッケンと同じゲートに入る。

で、おれはTだ。

約45分前だが、たくさんのライダーが集まっている。

これは後ろの方のライダーたち。
ちなみに、焦って来なくても、全く大丈夫。みんなのんびりしたもので、前に出ようと思えば、いつでもずるずる行ける。
そのくらい余裕がある。
15分前に、前の組が出るので、そうすると我々もスタートゲートへ移動する。
それまでに入ってくれば、後ろだろうが、前だろうが、好きな位置取りができるよ。
あーあー、焦ってくるんじゃなかったよ。3時間以上ホテルでのんびりできたのに。

スタート前、ディナーが無かったので、スコーン1個補給した。
1つ目のサービスが140kmあるので、途中1回位は休むことになるだろう。
あとは走りながら補給で大丈夫かな。
ウェイティングエリア付近

スタート手前にあるウェイティングエリア付近にはいろいろなショップが出ている。
ほぼ何でもそろうだろう。

水も水道水だけど、すぐに補充できる。

トイレも近くにあった。

トイレから見たウェイティングエリア付近。
スタートゲートへ

前の組がスタートすると我々もスタートゲートへ移動をする。
ここからは前の方に行きたければ、早いもの順となる。

こんな感じで、けっこう前のほうに位置取りができた。

ベロドロームスタート前には、今まさに「T」グループの出走待ち。
2015年 PBPスタート

出走8分前くらいから、スタートセレモニー?
まー、とりあえず、盛り上がっている。3、2、1、スタート!!!

つーわけで、2015年PBPパリブレストパリが90時間20時の部がスタートした。
オレらラストスタートだから、後ろから84時間の部が翌早朝スタートして終わりのはず。

サンカンタンの街を抜ける。

バイクが先導をしているので、赤信号は無視して行っていいようだ。これは助かる。

で、20分も走ると郊外へ出て、こんな感じ。
ブレストまでこんな感じなんだろうね。

まだちょっと日はあるけど、日陰に入ると寒さを感じる。
で、また問題発生。バタバタ・・・と何か飛んでいく音がした。
なんだと思い、バイクやジャージのポケットをチェックすると・・・・キューシートとフランス語訳のラミネートがジャージポケットより、ぶっ飛んで行った。はぁー???
まだはじまったばかりだよ。考えても仕方ないので前を進む。

1時間ほど経過。21時ころ。そろそろライトオンだね。

21時半にもなるとこんな感じ。
テールライトがイヤというほどつながっている。さすが数千台の自転車イベントだ。道がこんなにテールライトに埋め尽くされているなんて見たことない。
航空写真が見たいものだ。
来年あたり、だれかドローンを飛ばしてほしいな。
・・・なんて思っていたら、次なるトラブルが。なんと1本目のヘッドライトがいきなりエンプティ???
最初意味が分からなかったが、あきらかに電池切れの赤ランプがついている。おいおいまだ始まったばかりだぜ。フル充電したろ?
・・・・2013年から使っているから、リチウムの寿命?こんな時に寿命ならんでもいいだろ・・・などと思いながらとりあえず前を進む。
きちんと準備しているはずなのに、なんか序盤から、いろいろと振りかぶってくるな・・・イヤや予感と手ごたえ。

23時ころ通過した小さな街。バーがやっているので、みんな寄っている。スタートして3時間。
このようにPBP中、小さな町のバーとかスーパーが深夜でもやっていたりする。
オレはパス。

同じように0時ころ、小さな街でバーがやっていたのでちょっと寄る。
なにも買わず、手持ちの補給食を2口。4時間経過で100㎞ほど。
あと2時間もすれば一つ目のサービスだ。
サービス:MORTAGNE-au-PERCHE 140㎞

1つ目のサービス:MORTAGNE-au-PERCHE 140㎞に到着。
時計チェック1時半。140㎞を5時間半。
足もまわっているし、とても調子がいい。
そう、このあたりまでは、本当になんの問題がなかった。
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