今回のロンドンエジンバラロンドン、ロンドンへの道のりも残す所2ステージとなりました。
残された時間はあと11時間ほど。残り120km程度。
スポンサードリンク
ホント、ギリギリだなー
こんな感じのしゃれたランナバウトたくさん見ました。
どうせ深夜着はわかっているので、けっこう開き直っている。
丘陵地帯を行く。かなり日が傾いてきた。
疲れや、居眠り運転など危険なので、休みは取っていくようにする。
早くつくよりも確実に到着することが最優先。
とうとう日没をむかえる。この時点で20時半過ぎ。
あと1時間は明るい。
ライダーの尾灯を見つけると、ホント心強い。
でも抜き去るだけの気力も体力もなし。はい。
そして、この後夜間走行となるのですが・・・・嫌なことは続くもので、ヘッドライトのバッテリーを持っていないことはすごく不安でした。
その不安を増幅するように、暗くなってすぐにガーミンGPSが「給電が遮断されました」のメッセージ。
一瞬、何を言っているかわからなかったのですが、モバイル電源が最初の1本は3日持って、次の1本は1日しかもたなかったのです。
それも新しいほうが、全然持ちませんでした。これは予想外・・・・。
ゴールまでモバイル電源は余裕で持つと踏んでいたので。急きょ、暗闇の中GPSの液晶を最小照度にします。
残された電源はガーミン内にある内臓バッテリーのみです。普通に8時間程度はもつはずなので、大丈夫とは思いますが、けっこう色々精神的に崖っぷちだな・・・
そして、この後、崖っぷちをさらに追い詰める出来事が。
痛恨のミスコース
そろそろ最後のPCであるGTイースタンだよな・・・なんて思いながら走っていました。
暗闇なのでヘルメットライトを搭載していないオレはキューシート、サイコンの距離計をチェックすることができません。
そうだ・・・たしかGTイースタン付近でルート変更があったんだよな・・・なんて思っていた時、目の前のY字路でライダー5人ほどが止まっていました。
ガーミンはしきりにY字路、右折を促しますが、止まっていたライダー達は左折方面へ躊躇なく降りて行きました。
「そうか・・・リルートされたんだよな」
心身ともに壊れている頭は、ガーミンの警告を無視して、5人のライダーを追うことを決断。
こいつらに付いて行けば、GTイースタンはすぐだぜ。
ダウンヒルを駆け下り、街を抜け、そろそろついてもいいのでは?・・・と、思った矢先、嫌な予感がよぎる。
最後尾のライダーに「どこへ向かっているのか?」聞くと・・・怪訝そうな顔して(そりゃそうだ)「ロンドン!」と答える。
けっこう真っ青になる。「GTイースタンは?」と聞くと、「もう寄ってきた」
急ブレーキかけて・・・呆然と立ち止まる。「やっちまった」
GTイースタンをチェックし終わってロンドンに向かっている列車についてきちまった。当然オレはGTイースタンのチェックしていない。
ダウンヒルけっこう降りたよな・・・何キロ走っただろう・・・5キロ、いやもうちょいか。
考えているより先に、今来た道を戻る。
時間も体力も手も尻もバッテリーもヤバイのに、ここへ来て痛恨のミスコース。
ガーミンが右折を促していたのを無視してやってしまった。当たり前だが写真を撮る余裕は無し。
アドレナリン出ているのかアスピリンきいているのか、この時ばかりはどこも痛さを感じなかった。
必死に今きた道を間違えず走りきり、さっきガーミンが騒いでいたY字路にたどり着いたのはミスコース40分後のことでした。
ガーミン通りY字路を曲がるとGTイースタンのPCはものの3分で到着。
時計を見ると23時半・・・ミスしなければ23時前について2時間程度は仮眠をとれたのに。
グダグダ言っても仕方ないので、とにかく50分仮眠、0時半に起床を頼み込んだ。(たぶん起きれそうにない)
まわり明るく、うるさい状態でもドロのように眠りについた・・・・
スポンサードリンク
あわせて読みたい
この記事を見た方はこちらも見ています。

クアラルンプールの出発街周辺にあるカフェは・・・カードが使えなかった。 コーヒー・・・

Wiggleの新春初売り大セールは今日で終わりです。 日本時間1月7日23時にセ・・・

ヘブンウィーク突入です。 関東からエントリーの私は、まずはこの長い九州への移動を・・・
前後の記事や、この記事のメインカテゴリは下のリンクよりどうぞ!
- 次のページへ:完走 → ロンドンへ到着
- 前のページへ:灼熱のイングランド → St Ives
- この記事の属するメインカテゴリ:ブルベへ戻る