先日、BRM914青葉200km伊豆を夫婦で無事完走できました。スタッフの方々本当にありがとうございます。
ブルベを夫婦で走る時はいつも一緒に走ります。なので、ゴールも一緒。別々走るコトはできません。ウチの嫁さん、パンク修理できませんし、輪行もできませんので。
ゴールではよく言われます。「ご夫婦でいいですねー」「オレも夫婦で走ってみたいなー」・・・などなど。
色々と思う方もいると思いますが、ちょっとアドバイスをさせてください。
(とは言っても、まだ3回(内2回完走)しか経験ないんだけどね)
そもそも何のために夫婦で走るのか?
そもそも論になってしまいますが、「なんで夫婦で走りたいのか?」を明確にするとよいでしょう。
たとえば、ブログで夫婦で走っている日記を見ていいなと思ったとか、夫婦でゴールしているの見てウチラもやってみたいとか、まぁ色々理由はあると思います。
でも、一番距離が短い200kmでも普通の人には、とんでもないレベルです。普通の人の自転車の距離とは「家から駅まで」が一般常識です。
となり町にいっただけで、「すごい!マジ?」と思われるのです。たとえば・・2013年にヘブンウィーク九州1周(2013年4月26日-5月2日)を私が走りました。それを嫁さんが友達に話したのですが、5月末ころに「旦那さん今どこ?」と聞かれたそうです。(オレは放浪者か?)
なので、200kmを自転車で走るということは、一般の人には理解ができない距離です。
もし、夫婦で走りたい場合、奥さんが一般的な方で自転車にこれから乗るという場合、相当厳しいと思ったほうがいいでしょう。
そして、もしブルベに興味を持ったとしても、相当な理由付けが必要になります。
ただ、一緒に走りたいから・・・という理由だけで行うには、無理でしょう。(きっぱり
ウチらですか?ウチらの理由は「海外ブルベを一緒に走ろう!」が一番の理由です。
*PCコンビニで好きなスイーツを好きなだけ食べることができる・・・というエサはかなり効く。
非日常的は大丈夫?
非日常的なことを受け入れるコトはできるか?これはけっこう重要です。
遠いところへ、しょっちゅう行ったり、旅行に行く経験は大切と思います。
ブルベ自体、かなり非日常的なイベントです。スポーツが好き・・・というだけでは、かなり厳しいと感じます。通常のスポーツはテニスとか、ヨガとか、水泳とかですからね。自転車で200km走るなんて考え付きもしません。
よーは、ブルベという非日常的なことを受け入れるだけの、精神的下準備ができているかというのは大事と思います。
2輪車に理解があるか?
ウチらは30代までは二人でオートバイ(オレ1000cc、嫁600cc)に乗っていました。なので、2輪車に理解もあり、バイクでドコかへ行くということも受け入れられるのです。
嫁さんは600ccに乗っていたので、もち限定解除もパスしています。(以前はバイク大型は教習所で取れなかった)
やはり4輪と比べると少々危ない2輪車ですから、理解が大切です。
奥さんのモノはすべてケアできる?
奥さんのバイク、トラブル、なども含めすべてケアできるか・・・は必要と感じます。
パンク修理やDNF時の輪行準備、走行中のケア、ペースを考える、など、なかなか手ごわいこともあります。
よく自分のことは自分で・・・という考えの持ち方もあるかと思いますが、ブルベに誘うということを考えると、このような心配事は全部ケアするとよいと思います。
ウチらの場合、輪行袋やDNF時の着替え、ウィンドブレーカ、雨具、必要な補給食、予備ドリンクボトルなども含め、私が全部持ちます。嫁さんのバイクにはフロント、テールライトくらいしか追加しません。
まずは1回エントリーしてDNFをしてみる
もし、本当にエントリーをする場合、最初から完走を目指すことはおすすめしません。初心者であれば200kmなんて男でも辛いんですから。
そこで・・半分くらい走り、DNFして帰るということを1回経験するとよいでしょう。
PCを1つクリアして、DNFしやすい駅で輪行で帰るというパターンです。これなら100km以下ですみます。
これを1回やっておくと全体像もつかめ、また2人分のことをフォローする大変さも把握できて、今後完走を目指すか判断できると思います。
気軽なツーリングとして行けますし、装備や必要なことが確認できるので、とてもいいです。
私達もはじめてのブルベで、このようにしました。(嫁さんをPC1で車へ戻した)
はじめてで苦しんで、行くトコまで行ってしまうと、次エントリーしないでしょう。
なので、最初から「PC1の50kmまで、一緒に走ってみよう!」というのは、とても現実的と思います。
まぁ、いずれにしても夫婦でブルベを完走するのは、なかなか大変です。確かに完走できた時はほんとうにうれしいですが。
もしやる時は日本国内のブルベである程度フラットで、初心者が完走しやすいヤツを目指して、早めに準備するとよいでしょう。
あと、ツールド沖縄とか、ツールド千葉とか、フルサポートのある多少長いやつを先に経験しておくのもいいかもしれませんね。
もう一度言いますが・・・「いいなー」程度の理由で気軽にやると亀裂が入りますよー
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