たぶん自転車を購入するときに考えてしまうのが、この自転車サイズになるでしょう。
1番は予算、2番がメーカー、そして3番がサイズ。
そのくらい自転車サイズは大事でしょう。
もしかしたら、このサイズというのが一番重要な気がしますが、予算が限られると、なかなか自分に合う自転車が見つからないことも事実です。
ロードバイクを選ぶ時、フレームサイズは非常に重要になるといいます。
それはそのとおりで、さすがに子供用の自転車では乗れますが、それだけになります。あぶないし。
ところで、2012年になってロードバイク乗りはじめた私は面食らいました。
そう、フレームの形がとんでもない形になっているのです。
変速機など、このごろ電動が出てきていますが、私が乗っていた30年前くらいのランドナーから、その基本的な形はそう変わっていません。
しかし、フレームの形はずいぶん変わりましたね。マジで。
昔の自転車はいわゆるトップチューブが地面と並行の自転車ばかりでした。
ホリゾンタルっていうんですね。このトップチューブが地面と並行のフレームを。
で、私のデローザR848のようなトップチューブがななめになっているヤツをスローピングというのです。
当然ですがホリゾンタルのほうがフレームの三角形が大きいわけです。
フレームが大きければ、しなる量も大きく・・・一般的にはしなやかで、体に優しく疲れにくいと言われているようです。
ということはスローピングはその逆、三角形が小さいので強度が出る、当たり前ですが軽くなる、あと低重心化。
レースの世界では、もうスローピングが主流のようです。
自転車のサイズ、いわゆるフレームサイズは陰謀かと思うくらい統一されていません。
センチ、ミリ、インチならまだしも、S・M・Lというかなりざっくりした表記もあったりします。
基本的にフレームサイズとはBBの中心からシートチューブ上端とされているようです。
さきほどのホリゾンタルとスローピングが存在するということは、フレームサイズが50cmといってもホリゾンタルの50cmとスローピングの50cmでは全くサイズが違うということが分かります。
各バイクの適応サイズは、各メーカーに確認するとして、以下ざっくりとした目安ですが、ホリゾンタル換算の身長に対するフレームサイズです。
- 150~168cm:470mm
- 154~172cm:490mm
- 158~176cm:510mm
- 162~180cm:530mm
- 166~184cm:550mm
- 170~188cm:570mm
- 174~192cm:590mm
オレの身長170cmは・・・・おいおい、フレームサイズ490mmから570mmまでよりどりみどりです。
そんなわけありませんね。
そういうわけで次にチェックするべきサイズがあります。
シートピラーはすごい長いものがあり10cm単位で伸ばすことができます。逆に一番短くすることもできます。
しかし、ステムは両端にパイプがあるので物理的に0にはできません。またとんでもなく伸ばすことも出来ません。
通常のロードバイクについているステムは100mmくらいでしょうか。
腕の長さや前傾の具合を考えると、このトップチューブの長さは重要になります。
私は手も短いことを考えデローザのフレームサイズを46cmではなく42cmにしたのです。
あたりまえですが、スローピングの場合、ホリゾンタル換算にすると伸びていきますので、換算表をチェックする必要があります。
ショップに行ってサイズをチェックすることがベストです。
これは間違いありません。
なんといってもプロの目は違いますから。
しかし、予算の問題や近くにショップがないなどの理由で海外通販を使う場合、重要になるのはフレームが自分の体に合っているかということになります。
安いからといって、適合身長ぎりぎりのロードバイクを選ぶと、乗るのがキツイだけではなくケガや故障をする場合もあります。
くれぐれも適切なサイズの自転車を選ぶようにしましょう。
また適切なサイズがない場合は、次の出物を待てるだけの余裕も必要と思います。
まぁ、一番いいのは、こんなあてにならないページを見ているより、ショップへGOですかね。はい。
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