今回エントリーをしたアタック日本縦断(鹿児島→青森)を2,100km走りましたが、総じて非常に好調でした。
今帰宅をして2日目になりますが、両手のしびれ以外はどこにも問題ありませんん。
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それどころか、帰ってきた次の日よりローラー台に乗ってトレーニングを開始しました。
1,000km以上のロングライドで問題になるところ
今回のアタック日本縦断を含め、1,000km以上のブルベ、もしくは複数のブルベが組み合わさったイベントは過去に何回かエントリーをしています。
- 2013年ヘブンウィーク九州(トータル1,500km)
- 2013年ロンドンエジンバラロンドン(1,400km)
- 2013年シドニー・メルボルン(1,200km)
それらを走っていつも思ったことがあります。
初日はいつもどおり好調ですが、その体調が2日目以降ドロップダウンしていくことです。
特に「足」と「尻」の痛みと調子が落ちることは顕著で、またいつも中盤から終盤にかけてスピードが落ちていく要因になっています。
シドニー・メルボルンに関して言えば、2日目のドロップダウンがそのままタイムアウトDNFという結果にもつながりました。
以上のことから「足」と「尻」のコンディションを2日目以降も維持することは、非常に大切なのです。
今までの少ない経験ですが、「足」と「尻」のコンディションを維持するため、今回は色々と対策をしました。
実はそれが功を奏して、最後(青森)まで「足」と「尻」のコンディションは好調を維持出来ました。
今回の対策をちょっと振り返ってみようと思います。
尻の痛みを抑える
とにかくロングライドをすると尻の痛みには悩まされます。600kmまでなら何とかなりますが、それでも2日目以降、かなり痛くなることは避けられません。
この痛みさえなければ、もう少しペースアップできるのに・・・と、いつも思っていました。
しかし、今回は青森まで走りぬいた2,100km時点でも、全く尻が痛くならず、快適そのもの。あと1,000kmくらい余裕だぜ!という感じでした。
そのちょっとした対策を見てみます。
SELLE-ANATOMICA TITANICOサドル
今回もこのサドルには助けられました。
このサドルありきで、尻は問題なかったといっても良いと思っています。
- SELLE ANATOMIKA オフィシャルサイト(別ウィンドウ)
アソス シャーミークリーム
100均で買った化粧品のビンに移して、トイレに入ったら塗りなおしていました。
PCで毎回塗ること、最低でも100km毎に塗りなおしすることを心がけました。
面倒くさくなりますが、必ず行いました。
- アソス シャーミークリーム
:2,930円(アマゾン)
オロナイン
ケツは痛くなる前にケアすることは大切です。
ホテルに帰りシャワーを浴びたら尻のサドルと当たる部分に塗ります。
そしてポイントは、寝るときにノーパンで寝たことです。オロナインのしっとり感と、尻をしっかりと空気にあて乾燥させました。
- 【第2類医薬品】オロナインH軟膏 30g
:450円(アマゾン)
エアロコクピット
ハンドルバーの握り部分を増やすことで、体の位置を変えることができます。
このエアロコクピットを導入して、その位置が大幅に増えました。尻の荷重を逃がすためにも非常に有効です。
コントロールテックエアロコクピット - Alloy 2013:16,725円(21%割引 CRC)
- バークランプ:31.8mm
- ハンドルアジャスト:15mm
- クランプアジャスト:5mm
- 重量:309g
さらに、もっと大事なことがあります。
尻を守る、そして温存する、1,000km以上のブルベで尻が痛くならない方法があります。
それは足が最後までしっかりとしていること。これに尽きます。
なぜかといえば、足がしっかりとしていれば、ダンシングやスタンディングがたくさんできます。
足が回れば、気持ちに余裕ができいろいろなポジションを取ることができ、尻も含め体のケアが出来ます。
速く走り終わることができれば休息時間も多く取れます。
逆に言えば、足がやられれば、同一ポジションでダラダラと走ってしまうのです。(私は)
そうなると、同じポジションからくるストレスで、足も尻も手も腰も・・・すべてやられてしまいます。
というわけで、足が最後までしっかりと動き、痛くならないようにするにはどうすればいいかを考えました。
足が痛くならず、最後まで好調を維持するため
初日の好調を維持するためには、次の日に疲労を残さない。痛みを出さない。ということになります。
どれが良かったかはわかりませんが、以下を行うことで2,100km走っても、まったく足は疲れませんでした。痛くなりませんでした。
以前との違い、そして今回行ったことは、以下の3点です。
アミノバイタル タブレット
このアミノバイタルタブレットを小瓶に移し、2粒ずつ、朝のスタート前、PC毎、ゴール後、寝る前に投与しました。
カスタマーレビューで、皆さん疲れない、筋肉痛抑制と書いてあり・・・実は「ホントか?」と思っていました。
しかし、実際に上記のルーチンで投与したところ、非常に効果が表れました。
- アミノバイタル タブレット 120g(標準120粒)
:2,600円(アマゾン)
オレンジジュース
何かのテレビ番組で見たのですが、高校野球のチームで疲労回復のため、オレンジジュースをとにかく飲む・・・というような内容を覚えていました。
それはクエン酸の効果とビタミンC・・・ということです。
まぁ、コンビニで買うオレンジジュースなどはたかが知れていますが、やらないよりはマシということで、PCで飲む飲料はオレンジジュースに固定をしてみました。
前述のアミノバイタルとの効果でしょうか。疲労が全く出ない、また足の筋肉痛が全く出ませんでした。
ミノウラ 3本ローラー モッズローラー
結局、地道なトレーニングということで片付けると、ミもフタもありません。
しかし、これが事実です。私は2014年になり、ほとんど外トレーニングに行っていません。毎日ローラー台です。ここ半年ローラー台だけです。
外トレが、やはり良いことはわかっていますが、どうしても質が一定になりません。また雨、気分が乗らない、面倒などの要因でさぼりがちになります。
また大きなイベント前になると、どうしても事故やトラブルを懸念して、トレーニングを休むようになります。
それがローラー台にはありません。今回も鹿児島へ出発する前日までトレーニングをすることができました。
雨が降ろうが雪が降ろうが関係ありません。調子悪ければ、すぐに止めることもできます。
毎日一定時間、均一の質でトレーニングできたことが、結局壊れない足を作れたと思っています。
3万近くしますが、トレーニング着手までの時間の削減、トレーニング質の向上、事故やトラブル皆無ということを考えると、すごく安いです。
去年の経験はたしかに大きいですが、体作りだけで言えばローラー台と何本かのブルベエントリーだけでアタック日本縦断(2,100km)の足を作ることができること証明出来ました。
- ミノウラ 3本ローラー モッズローラー 折畳式
: 27,194円(アマゾン)
以上の3点が、去年とは違った部分です。
聞き流し程度で参考にしていただければと思いますー
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